スポンサーリンク

イタリアの観光地で日本語で声をかけてくる、羊の皮をかぶった狼達をどうするか?

 

イタリアの観光地を歩いていると、イタリア語で英語で日本語でやたらと声をかけられます。

全ての人が、とまではいかないでしょうが、そのほとんどが日本人観光客と友達になりたい訳ではなく、もっと他の目的があるはずです。

そんな人達に話しかけられてトラブルに巻き込まれないためにはどうするか??

 

 

(ローマのコロッセオのグーグルマップです)

 

 

 

(写真はローマのコロッセオです)

 

 

結論から言いますと、僕は全部無視します。(笑)

男性でも女性でも警官のコスプレした人でも、日本語で話しかけられてもミサンガ巻かれそうになってもケチャップ持って歩いてる人も1mmも相手にすることなく全部無視です。

 

では、実際に見たり聞いたりした実例をご紹介させていただきます。

 

 

 

日本語で話しかけてきて勝手にミサンガを巻かれる

『ミウーラ』とか『ナカータ』はもちろんのこと、「よくそんな日本語知ってるな」って思うぐらい当時日本で流行ってた言葉をかけてきました。

 

もちろん僕は全部無視して相手にしなかったのですが、後輩が初めてのイタリアで相手して見事にミサンガを巻きつけられ、その場でお金を請求され払ったんだそうです。

 

常套手段として、『OK!OK!』とか『ダイジョウブ!ダイジョウブ!』と油断させたり安心させたりする言葉をかけながら笑顔で腕を取りミサンガを巻いてくる訳ですが、ミサンガを巻き終わった瞬間に表情が一変したそうです。

 

対策としてはやっぱり、基本無視するか体に触れようとした瞬間に日本語でもいいので「触るな!!」と声をあげることでしょうか。

日本人は空気読みつつ流れに身を任せながら状況を見守る傾向にあると思いますので、ダメなときはダメではっきりと「NO」の意思表示をつきつけましょう。

 

 

 

ケチャップやジェラートをかけられる

僕は体験したことも見たこともないのですが、道を歩いていると突然後ろからケチャップをかけられるんだそうです。

で、ケチャップまみれになった服をケチャップかけた張本人が「ゴメンナサイ、ゴメンナサイ」と謝りながら一所懸命拭いてくれて、拭きながら隙を見てバッグやポケットから財布を狙うというやつです。

 

って、ジェラートはともかくとしてケチャップ持って歩いてるのはおかしくないですかね?

そもそもイタリア人の多くはケチャップ嫌いですし。(笑)

 

不幸にもこんな場面に遭遇してしまっても、言うべきセリフは1つ、「Don’t touch me !!!」です。

イタリア語なら「Non mi toccare !!!」(ノン ミ トッカーレ!!!)

もちろん、日本語で最大級の怒りを込めながら「触るな!!」で充分伝わります。

 

 

 

警官のコスプレをした人が声をかけてくる

って、要するに偽警官です。

偽警官がこの近くでクスリがどうとか事件がどうとか、なんだかんだ理由をつけて持ち物検査をしながら財布の中まで確認して現金を奪っていくそうなのですが、そもそも本物のイタリアの警察官なら、観光地で見ず知らずの外国人観光客に声をかけて取り調べするなんてそんな働き者な訳がありません。(笑)

(制服着たままナンパしてる警察官を見たときは衝撃でしたが・・・)

 

基本的な対応としては、やっぱり無視するにかぎると思います。

言葉がわからないふりをして、足早にその場を立ち去ってしまうのがベターではないでしょうか。

 

 

 

ローマのコロッセオで写真撮影

コロッセオの外側にいる、古代剣闘士のコスプレをした人と写真を撮るのは基本有料(それなりの価格)なのですが、中には恐喝しながら法外な値段を要求したり、コロッセオの外観を撮った写真にたまたまその剣闘士が写り込んでいたら撮影料を要求されたなんていう悪徳剣闘士もいるみたいです。

この手の詐欺の対応はなかなか難しいと思うのですが、もし引っかかったらどうするのがいいんでしょうね?

とりあえず動画撮ってSNSでローマ市長に見てもらう、とかでしょうか??

 

 

 

ぼったくりバー&ぼったくりレストラン

ぼったくりバーの手口は、公園のベンチで座ってたりどこかのお店で飲んでたら『僕は日本で働いていたことがあるんだ』とか話しかけられて、親しくなったところで『俺の馴染みの店に行こう』で2件目のお店に行ったらその人もぼったくりバーの仲間で、法外な値段を要求されるパターンが多いようです。

特に1人旅をしている人は誰かと話をすることが嬉しくてついつい心を許しがちになるそうですが、自制心と警戒心を忘れずに慎重に行動していただければと思います。

 

 

一方のぼったくりレストランは、たまたま入ったお店がぼったくりレストランだったり、他の客には普通の価格だけど日本人だからと足元を見てきたりする場合もあると思います。

 

現場で「価格がおかしい。メニューを見せて」等々、戦ってもなかなか勝ち目はなさそうですから、いったんクレジットカードで支払ってお店を出てから外観を写真で撮って、日本大使館なりローマ市長なりに突撃した方がいいような気がします。

 

数年前にローマで日本人が被害にあったぼったくりレストランの事件も、当時の市長が動いてくれたからレストランの営業許可取り消しやら被害者救済に繋がったと思いますし。

 

 

 

僕の経験談です

僕のスタンスは基本的に、「話しかけてくる人は全部無視」です。

中には本当に日本人と友達になりたい、と思っている人もいるかもしれないですし、人を信じるよりも先に疑ってかかるというのは悲しいことではありますが、イタリアという国で観光地で特に日本語で話しかけてくる人達の危険性を考えると、全部無視して足早にその場を離れる方がベターだと思います。

 

もちろん、こちらが困っていればイタリア人は驚くほどの親切心で助けてくれます。

ただ、誰に声をかけるかは慎重に選びましょう。

僕の場合は、お店の店員さんや家族連れの人に声をかけるようにしていました。

 

旅のトラブルを知らずに行くのと知った上で行くのでは、もし万が一実際に遭遇したときの判断や対応が変わってくると思います。

このブログをお読みいただいたみなさまが、トラブルに巻き込まれることなく無事にイタリアを旅できますことを願っています。

 

 

 

コメント