出川さんもコロンナータからピエトラサンタへ向かう途中に通ったマッサ、山の上にお城が見えて近くまで行くか行かないかで『いや、けっこうお城は遠目で見たほうが。近くぅ行くと お お カベぇ カベぇ見ちゃう』と仰ったマラスピーナ城のある町です。
(マラスピーナ城のグーグルマップです)
出川さんたちがお城を目にする前に通った橋も、見た瞬間に「あー!あの橋!!」と懐かしく思い出して、個人的にもちょっと嬉しい場面でした。
(写真はマラスピーナ城です)
マッサの町とマラスピーナ城
マラスピーナは、その昔マッサとカッラーラを治めていた領主の名前です。
イタリアではこんな風に山の上や丘の上に城や町が築かれていることが多いですが、古くから都市国家として発展してきたイタリア半島ですので、攻めてくる外敵から守るためにも時に辺鄙な場所に城が建てられたり町が築かれたりしたのでしょう。
ちなみに町から見たマラスピーナ城はこんな感じです。
マッサの町には何回か連れて行ってもらったのですが、僕もマラスピーナ城には行ったことがありません。
今になってみるとなぜ行かなかったのか不思議なぐらいですが、心のどこかで出川さんと同じ様なことを思っていたのかもしれません。(苦笑)
眼下に広がる夜景が美しい、山の上のレストラン「La Ruota」(ラ ルオータ)
(ラ ルオータのグーグルマップです)
先ほどのマラスピーナ城のグーグルマップが平地に思えてしまうほど高いところにあるレストランLa Ruota(ラ ルオータ)。
ちなみにLa RuotaのLaは定冠詞で英語でいうところのThe、Ruotaはイタリア語で車輪という意味を持ちます。
そして、ここから見える夜景は・・・・こんな感じです!!
(ラ ルオータのテラス席から見えるマッサの町の夜景です)
ここに辿り着くまでもなかなか大変でしたが、その道のりを忘れさせてくれるには充分すぎる美しい夜景でした。
夜なのでわかりにくいですが、街の灯りの向こう側に広がるのは地中海です。
お昼に来てもきっと素晴らしい景色なんだと思います。
プリモピアット(Primo piatto)
ポルチーニの手打ちタリオリーニです。
ポルチーニとバターが織りなす芳香がとても素晴らしい、ポルチーニ大好きな僕も満足の美味しい一皿でした。
先ほどの夜景よりも驚いたのがこのパスタ、ほうれん草を練りこんだリコッタチーズのラヴィオリ、トリュフソースです。
店内の照明と僕のカメラの技術も相まって写真からはとてもとてもオシャレ感も高級感も伝わってきませんが、これ、僕が今まで食べてきたあらゆるトリュフのパスタの中でNo.1だと思う絶品の一皿です。
白トリュフのパスタも食べたことありますので、正直トリュフ自体のクオリティということであれば他に高いものはありました。
でも、このパスタは最初から最後までトリュフに酔いしれる素晴らしい一皿でした。
僕は、「トリュフは脳に訴えかけてくる官能の食材」なんて言ったりもしているのですが、まさにトリュフにおぼれると言っても過言ではない一皿でした。
ほんと、作るところを見てみたかったです!!
セコンドピアット(Secondo piatto)
トスカーナの幻の牛とも言われるキアーナ牛(キアニーナ)のタリアータです。
先ほどのトリュフのパスタがあまりにも美味しすぎて印象が強烈すぎて、正直こちらは運ばれてきたときに「お、お肉が見えない・・・」と思ったことぐらいしか覚えていません。(苦笑)
タリアータということで薄切りにされたのをイメージしてたのですが、
これはいわゆる「ステーキを適当な幅で切った」だけでした。(笑)
まぁ、tagliata(タリアータ)=切った、という意味からすると間違ってはいないんですが。
芸術家の町、ピエトラサンタ
マッサを通って出川さんたちが向かったのは芸術家の町ピエトラサンタ。
僕もここを訪れたことがありましたので写真を探してみたのですが、なぜか1枚もありませんでした。(なぜ?)
できればピエトラサンタも一緒にご紹介させていただきたかったのですが、すいません。
もしどこかから写真が見つかったら、またあらためてご紹介させていただきますので、そのときはよろしくお願いいたします。
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