ツイッターでTV東京の「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」初の海外ロケがイタリア!!
しかも僕が大好きなフィレンツェということで、今日はフィレンツェのドゥオーモをお届けしたいと思います。
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って、最初に思ったのは
「フィレンツェのチェントロ(=町の中心)ってZTL(車両侵入規制地区=その地域の住人ではない、外部の人の車は侵入できない地区)があったはずだけど、電動バイクはOKなの??それとも、フィレンツェのチェントロは通ってない??」
だったのですが、はたして??
フィレンツェのドゥオーモのグーグルマップです。
(Cattedrale di Santa Maria del Fiore=花の聖母教会という意味の名前を持つ、フィレンツェのドゥオーモです)
教会の大きさに比べ広場が狭いため、ミラノやローマのように全体を1枚の写真に収めるのが難しいのが残念です。
1296年に建築が開始され、1434年に一応の完成をみたフィレンツェのドゥオーモは約140年の年月を要していますが、これを日本の歴史に置き換えると鎌倉時代後期から室町時代末期までといった感じでしょうか。
それにしても、このフィレンツェのドゥオーモの約140年という時間ですら途方もない年月のはずなのですが、昨日のミラノのドゥオーモの約500年と比べるとなんか短く感じてしまいます。
(写真はジョットの鐘楼と手前のサンジョヴァンニ礼拝堂、奥がドゥオーモのクーポラです)
フィレンツェのドゥオーモのクーポラはフィリッポ ブルネッレスキの作なのですが、後にミケランジェロがローマのサンピエトロ寺院のクーポラの設計を依頼されたとき、「ブルネッレスキのもの(=フィレンツェのドゥオーモのクーポラ)にはかなわないが」と言ったという逸話はあまりにも有名です。
(写真はドゥオーモのクーポラから見たフィレンツェの街並みです)
ドゥオーモのクーポラから見るフィレンツェの美しいパノラマはお薦めスポットでもあるのですが、ここの到達するには狭い階段をただひたすら登らないといけないという苦行が待っています。
ただ、そのしんどさを吹き飛ばすぐらいの景色が見れますので、天気が良くて元気のある日はぜひお試しくださいませ!!
余談ですが、その昔日本語の落書き問題が発覚したのはこのクーポラの上でした。
イタリアではあらゆる場所に落書きがあって、観光気分もあってついつい「みんなやってるから自分も」ってなりがちですが、日本人として節度を持った行動をしていただければとおもいます。
僕たちの行動のほとんどすべては、イタリア人にとって「僕たち」がしたことではなく「日本人」がしたことと捉えられて、それは後にイタリアを訪れる日本人の方々へのイメージであったり先入観へと繋がる場合があります。
いい意味でも悪い意味でも。
僕はイタリアを旅してイタリアで暮らしてみて、「日本人だから」という恩恵をたくさん受けてきました。
これは、僕個人がどうこうではなく、僕より前にイタリアを訪れた日本人の方々によってもたらされた恩恵だと思います。
僕たちもその恩恵を受けついで未来に紡いでいけるよう、旅行でも留学でもしっかりとした行動を心掛けていかなくてはと思います。
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