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「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」イタリア編を辿る①【お薦め観光】ラルドと大理石の町コロンナータ

 

昨日のTV東京「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」、面白かったです。

「なんでフィレンツェ目指すのにわざわざ山の上のコロンナータに寄り道するねん?」とは思いましたが。(笑)

 

 


コロンナータの町のグーグルマップです。

左手の白い部分はもちろん雪ではなく大理石ですので、ぜひグーグルマップを動かしてコロンナータがどんなところにあるのか感じていただければと思います。

 

 

コロンナータに向かうときに通ったカッラーラという町に友人が住んでいたことと、僕自身がトスカーナ州が好きということもあり、電動バイクの旅の行程に登場した町を結構訪れたことがありました。

せっかくなので、しばらくは出川さんの旅の行程に沿いつつイタリアの町をご紹介していきたいと思います。

 

まずは大理石とラルドの町コロンナータです。

 

 

 

パレストロ広場

(写真はコロンナータの町の中心、パレストロ広場です)

 

 

Wikipediaによりますと、標高532mに位置するコロンナータの人口は350人(2005年)とのことです。

 

僕も1度だけ訪れたことがありますが、山道をぐるぐるぐるぐる上っていってやっと辿り着く小さな小さな町です。

どれぐらい小さいかと言いますと、まったく行ったことがない方でも前述のグーグルマップのストリートビューをお使いいただければ、

「あ、出川さんこの駐車場にバイク止めてこの道を上って行って、ここのレストランで笑顔の素敵な女性に出会い、こっちの道から広場に抜けてこのお店で飯尾さんに出会ったんだな」

ってわかるレベルです。(笑)

 

 

 

larderia

 

 

ピンクの壁が可愛いLarderia(ラルデリーア)=ラルド屋さんですが、この日はお休みでした。

聞いたところでは、こちらのお店ではラルドを作っているところを見せてくれて試食もできるということでしたので残念です。

 

 

 

marmo

 

 

番組で街歩きをしているときに広場もベンチも大理石で出来ていたり街のあちこちで大理石が使われていることに驚かれていましたが、お店の前の装飾のモニュメントも大理石です。

 

資源も産業も少ない山の上の小さな村で、唯一豊富にあったものが大理石です。

大理石は石の種類や品質、カットされた石の大きさにより価格が左右される部分もありますが、何より大きくのしかかってくるのが石の運搬費です。

 

身近にあった大理石だけが、コロンナータの貴重な資源だったのです。

 

 

 

la strada per colonnata

 

 

コロンナータに来るには、カッラーラから続く細い山道をぐるぐるぐるぐる上ってくる必要があります。

出川さんたちも、この山道を上ってきたんだなぁ・・・とこの写真を見てあらためて思いました。

 

 

 

da colonnata

 

 

この写真とまったく同じ風景が番組でも使われていて驚きました。

まあ、小さな町ですしシャッターを押すポイントはみんな似てくるのかもしれません。(笑)

 

これぐらい近ければ白い山が雪ではないことをおわかりいただけると思いますが、海のそばから山を見上げたときはやっぱり雪だと思ってしまう気がします。

 

 

 

panorama di carrara

 

 

出川さんたちもコロンナータからの下りてくるときに絶景を見に行ってましたが、僕もカッラーラの町のパノラマを撮ってました。

出川さんたちがバイクを止めた場所よりもだいぶ低い位置からではありましたが。

 

左右の山の間を抜けて広がる町の向こうには、うっすらと海が見えます。

もうちょっと天気が良ければもっと美しい1枚になってたんだろうな、とは思いますが、なかなかお気に入りの1枚です。

 

 

コロンナータに行くには、

・ローマからジェノヴァ方面の電車でカッラーラに行く

・フィレンツェからピサを越えてヴィアレッジョで乗り換えてカッラーラに行く

・ミラノからジェノヴァで乗り換えてカッラーラに行く

と、なかなか日帰りや町と町の間の移動で行くには難しい部分もありますし、コロンナータの街巡り自体すぐに終わってしまうので移動の方が圧倒的に時間がかかりますが、チンクエテッレと組み合わせて行ってみるのも面白いと思いますので、もしよろしければぜひ。

 

明日はコロンナータの名産ラルドとコロンナータで訪れたレストランのお話をさせていただく予定です。

 

 

 

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