「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」イタリア編を辿る③【お薦め観光】大理石の町カッラーラ(カラーラ)

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「出川哲朗の充電させてもらえませんか?」イタリア編を辿りながらイタリアの町をご紹介させていただくシリーズ、本日は昨日のコロンナータに続きましては大理石の町カッラーラです。

彫刻家の友人が住んでいた町で、僕もよく訪れていた僕にとっても思い出深いカッラーラです。

 

 

カッラーラのグーグルマップです。右上にコロンナータの名前も見えます。

 

 

カッラーラは人口約6万人の小さな町で、ミケランジェロの作品にもカッラーラの大理石が使われているぐらい、古来から大理石で有名な町です。

 

 

 

カッラーラの駅

(写真は国鉄カッラーラ駅から見たカッラーラの山です)

 

これは初夏に撮った写真なんですけど、遠くの白い山を初めて見たときは「こんな季節なのにまだ雪が残ってるの??」と思いました。

 

 

カッラーラの町と山を遠くから見たらこんな感じ↓↓↓になります。

 

カッラーラの海と山と町

 

これはカッラーラから出川さんの旅の始まりだったレーリチか、ポルトヴェーネレに行く途中で撮った1枚だと思います。

 

海と山に挟まれた町、というと神戸を思い出しますが、カッラーラの方が平地が多く海の側は道路も広くリゾート地みたいな感じで、さらに人口も圧倒的に少ないですのでロケーションから来るイメージは似ていても実際に町を歩いてみると受ける感覚は全然違います。

 

 

 

カッラーラの石屋さん

 

カッラーラにはこんな感じの石屋さんがいくつもあって、大理石が積まれています。

大理石の種類や大きさによって価格が違ってきます。

 

 

 

カッラーラで石選び

 

そんな無数に並べられた大理石の中から、彫刻家たちは自分のイメージする作品に合う石を吟味して購入します。

 

大理石によっては外からでは見えない、割ってみて初めて良し悪しがわかる大理石もあるそうで、石の目利きも大変なんだそうです。

 

 

 

大理石を大型カッターでカット

 

大理石は、絶え間なく水をかけながら大型のカッターでカットされます。

写真では伝わりませんが音もかなりのもので、なんだか石と刃が壮絶な闘いを繰り広げているようでもありました。

 

 

 

カッラーラで大理石運搬中

 

綺麗な形にカットされた大理石は、こんな風にして運ばれていきます。

左の大型リフトに載せてから、右のトラックのコンテナに乗せているところでした。

まさに大仕事です。

 

 

 

そんな大理石がどこからやってくるかと言いますと、冒頭の写真のカッラーラの山で採掘され運ばれてきたものです。

ここからは、そんな石切り場の写真をご紹介させていただきたいと思います。

 

 

 

カッラーラの山の大理石の石切り場

 

写真ではなかなか伝わりにくいですが、カッラーラの町には大理石を乗せた大型トラックが多く走っています。

中には、大理石の塊ではなく砂利的なものを運ぶトラックもあって、初めてカッラーラの町を訪れたときは「なんか埃っぽい町だなぁ・・・」なんて思ったものです。

 

 

 

カッラーラの大理石の採掘場

 

山から大理石を採る、というと先ほどの写真のような光景をイメージされることが多いかもしれませんが、こんな風に低いところに掘っていって採掘したりもします。

 

これは僕たちが車で走っていたところから撮った写真なのですが、高いところが苦手な僕はかなりビビる高さでした。(苦笑)

 

写真中央からやや左上部に洞窟のような穴が見えますが、あの奥にはさらに大理石が広がっていて、そこから大理石を採掘してきます。

 

こんなところに穴を掘って、洞窟の奥からあんな大きな大理石を切って運んでこの写真を撮った高さまで運ぶなんて、とんでもない作業ですね。

 

 

 

カッラーラの大理石の採掘場

 

写真を撮った位置から、あの大きな車両がこんな小さく見えるところまで掘っていったこと、車両と周りの大理石の大きさに驚くばかりです。

手前のオレンジ色と黄色の車両の右側には、車が上って行く道が作られていますね。

 

 

 

カッラーラの大理石の採掘場

 

写真中央やや右上に、大きな穴が見えます。

昔はあの高さを車が走っていて、あの穴から大理石を運んでいたのでしょうね。

 

そこからこの写真の低さまで掘っていって、いったいどれだけの大理石が採掘されたのでしょうか?

 

 

 

カッラーラの大理石の採掘場

 

ミケランジェロの時代の時代には大理石の採掘はすべて人力で、カットも運搬もすべて人力だったと考えるとどれだけの労力が必要だったのか気が遠くなる思いです。

(もしかしたら運搬に馬や牛を使ったかもしれませんが)

 

そして、ミケランジェロの時代から大理石を採り続けてなお、枯渇しないカッラーラの山には驚くばかりですが、さすがに現在は資源が少なくなりつつあるそうです。

 

昔は「山の形が変わってしまうような採掘はしてはいけない」と法律で決まっていて、大理石を採ってもいい場所が制限されていたそうなのですが、あるときのカッラーラ市長がその法律をなくしてしまったため、今まで採れなかった場所でも大理石が採れるようになったそうです。

 

この決定を、彫刻家の友人は嘆いていました。

彼はいつも言っていました、『先人たちが築き上げてきたものを、未来の人たちに紡いでいくために今、作り続けるんだ。』と。

 

過去と未来の間に僕たちはいる、という思いを忘れずに、大理石だけではなく限りある資源を僕たちの時代で消費してしまうのではなく、未来へと繋げていきたいですね。

 

 

 

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