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イタリア旅の防犯対策、バッグはリュックよりもショルダー斜め掛けがおすすめです

 

まず第一に、スリも詐欺師も相手を選びます。

 

貧乏そうな人よりもお金持ってそうな人を狙いますし、注意深く周りを見ながら歩いている人よりもボーッと歩いている人や周りの景色に気を取られて歩いてる人が狙われやすいです。

 

 

(フィレンツェの青空市のグーグルマップです。)

 

 

 

(写真はフィレンツェの青空市です)

 

 

初めてのイタリアは見るもの聞くものすべてが新鮮で楽しくて、なかなか周りに気を配るのは難しい部分もあると思いますが、例えば自分が進もうとしている道にイタリア人ではない感じの小学生の子供たちが5~6人、はしゃぐでもなくきょろきょろ周りを見回していたり、じっとこっちを見ているのに気づいたらどうしますか?

 

僕なら迂回してその子供たちから離れることを選択します。

 

子供たちがジプシーと呼ばれるスリの集団かどうかはわからないとしても、もしジプシーで狙われたならかなりの確率でやられるからです。

 

子供だからといって油断していてはいけません。

 

彼らにとってスリは仕事のようなものであり生活がかかっていて、悲しいかな幼い頃からそういう教育を受け育てられたプロのスリ集団なのです。

 

仮に5人の子供たちの10本の手でカバンやポケットを一気に狙われたら、なにも取られずに無事に逃げ切るのは相当に難しいと思います。

 

「なんか変だな」

と違和感を感じたときは、躊躇することなくその場所から離れましょう。

 

 

 

イタリアを旅するときのお薦めの服装&バッグは、

 

1)なにかと歩く機会も多いですし肩出したり膝出したりは一部の教会に入れない場合もありますので、デニムなど動きやすく露出の少ない服装で石畳の道でも疲れにくいスニーカーがお薦めです。

 

2)街歩きのバッグはリュックよりも斜め掛けのショルダーバッグがお薦めです。リュックはどうしても荷物も荷物を取り出すファスナーも背中側にあるため、狙われやすく守りにくいというデメリットが大きいです。

中が丸見えのトートバッグや手で持つだけのセカンドバッグはさらに危険が増しますし、ブランド物のバッグも出来れば控えた方がいいと思います。

せっかくのイタリアなのでオシャレして街を歩きたい、という気持ちはよくわかるのですが、ブランドバッグ=お金持ってる人、なので狙われる確率が高くなるかと。

(これはブランドショップで買い物した後にも言えることです。ブランド名の入った紙袋をいくつも持って歩いている日本人観光客を見かけることが多かったですが、相手からすれば宝の山を無防備に持ち歩いている人になる訳ですから、くれぐれもお気をつけくださいませ)

 

 

僕がイタリアを歩くときは、斜め掛けしたコンパクトなバッグを体の前に置いて、財布やパスポートなどの貴重品はバッグの内ポケットに入れて体側に密着、地下鉄や青空市など混雑している場所では必ず片手をバッグに当てて歩くようにしていました。

 

あと、イタリアにいるときはずっとマネークリップと小銭入れを使っていました。

その日使う程度の少額紙幣をマネークリップに、なにか買った後のお釣りを小銭入れに入れてデニムのポケットに入れ、可能な限り財布はバッグから取り出さないようにしていました。

 

マネークリップと小銭入れをデニムの前のポケットに入れ、斜め掛けしたバッグを体の前に置いておけばちょうどデニムのポケットの前に来ますし一石二鳥な感じでした。

 

 

僕自身、スリにあったりスリや詐欺を見かけたり話を聞いたことはあるのですが、幸いにしてイタリアで被害と言えるほどの被害にあったことはありません。

たまたま運が良かったのかもしれませんが、普段から注意していたからこそ回避できた部分もあると思います。

 

危険なこと嫌なことも多いイタリアですが、そこさえ回避できれば後は楽しいこと魅力的なことばかりの国です。

みなさまの旅が素敵な旅になることを願っています。

 

 

 

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