スーパーで売ってるバジルって、やたら大きくて量が多くて余ったりしません?
(僕だけですか?苦笑)
そんな余りがちなバジルを一気に消費できるパスタです。
ラベットラの落合シェフのレシピを参考に作ってみました。
イタリアにも持っていったちょっと昔のレシピ本なのですが、お気に入りの一冊で今でもよく見ています。
【材料1人分】
スパゲッティ 100g
食パン 1枚
バジルの葉 15枚
松の実 10g
パルミジャーノ 15g
牛乳 50cc
EXオリーブオイル スプーン3杯
ニンニク 1片
塩(細粒)、塩(粗粒) 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対して1%の海塩(粗粒)を入れます。
食パンの耳の部分を取り、牛乳に浸して5分ほど置きます。
ニンニクを細かいみじん切りにします。
まな板の上に食パンを広げ、松の実とニンニクを乗せ、包丁で刻みます。
(左手で包丁の先の方を押さえつけ、右手を上下しながら半円を描くように切ります。)
松の実がある程度細かくなってきたら茎の部分を取り除いたバジルを加え、同じように上から包丁をトントンとリズムよく叩いて細かく刻んでいきます。
ある程度松の実の食感が残るところまで刻んだらボウルに移して塩ひとつまみをしてよく混ぜます。
さらにすりおろしたパルミジャーノを加えてよく混ぜます。
ここにEXオリーブオイルを加えて混ぜていくのですが、スプーン3杯まとめて入れてから混ぜるのではなく、1杯入れては混ぜ、1杯入れては混ぜ、という感じで少しずつ硬さを調整していきます。
出来たソースは冷蔵庫で冷やしておきます。
お皿とフォークは冷凍庫で冷やしておきます。
パスタを表示時間より1分長めに茹でます。
茹であがったパスタを冷水にとり、一気に冷やします。
キッチンペーパーなどを使って水分を取ります。
ボウルの中でソースとパスタを和わせ塩とEXオイルで味と濃度を調えてます。
お皿に盛って完成です。
【所要時間】30分
【コメント】
これちょっと美味しいです!(嬉)
僕は普通のジェノヴェーゼより好きな感じです。
食パンと牛乳が全体をマイルドな感じにしてくれるのがいいですね。
叩いて細かく刻むのがちょっと手間に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、切って叩いて混ぜるだけでこの一皿が出来るならそれは細かく刻むべきでしょう!(笑)
松の実は粗めでもいいと思うのですが、ニンニクはあまり粗いと舌に当たりますので、ニンニクだけあらかじめ細かく切っておいたほうがいいと思います。
あと、パルミジャーノはたっぷりと加えた方が美味しいです。
ほんと、手軽に出来ますし失敗もほぼないでしょうから、ぜひぜひお試しいただきたい一皿です。
それにしても、僕はどうにも高級な星付きのレストランで出てくる豪華絢爛な料理よりも、田舎のトラットリアで出てきそうなこんな素朴な一皿のほうが好きなようです。(苦笑)
田舎風バジルペーストの冷製スパゲッティ

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