2009年6月5日の日記です。
豚の背脂を大理石の中で熟成させたコロンナータのラルドです。
山の上にあるコロンナータの唯一の資源である大理石を使って作られたラルドは、
現代では希少な食材として美食家の間で珍重されています。
でも、歴史を振り返ってみると貧しいコロンナータの人々の知恵と
大理石という自然が生んだ必然の食材だったのかもしれません。
そんなラルドを量り売りでスライスしてもらいました。
今にも溶けそうな純白の脂身が美しいです。
一緒に売ってたサラミっぽいのも買ったんですけど、名前忘れちゃいました。
すいません。
なんかこの地方の名産だそうです。
ラルドはオーブンで焼いたタマネギと赤ピーマンの上に乗せて余熱で溶かしました。
シンプルですし見た目はちょっとアレですけど、めちゃめちゃ美味しかったです。
コロンナータのラルド

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