いつものトマトソースより唐辛子をきかせた、ピリッと辛いソースです。
ご存じの方も多いかもしれませんが、arrabbiata は“怒った”という形容詞の語尾が変化した形です。
たしかに辛すぎるものを食べると、なんか怒りに似た感情が湧いてくることがあります。
でもなんでアラビアータというとペンネなんでしょうね?
別にスパゲッティーニでもフジッリでもいいような気がするんですけど、自分で作るときもなぜかペンネばっかりです。
【材料1人分】
ペンネ 100g
トマトソース 110g
EXオリーヴオイル 大さじ1
ニンニク 1片
唐辛子 1本
バター10g
塩のタブレット 1個
塩、すりおろしたパルミジャーノ、仕上げのEXオイル イタリアンパセリ 適量
【作り方】
大き目の鍋にお湯を沸かして、沸騰したら水1Lに対してタブレット1個を入れます。
ニンニクを包丁やビンの底で潰し、皮と芯を取り除いて好みの大きさに切ります。
唐辛子をタテに半分に切り、種を取り除きます。
(唐辛子は切り口から辛味が出てきますので、辛いのが好きな方は細かく切ってください)
冷たい状態のフライパンにEXオイルを入れ、ニンニクを加えます。
フライパンを傾けてニンニクを揚げるような感じにして中火で加熱し、沸騰してきたら弱火にします。
ニンニクが軽く色づいてきたら火から外して、唐辛子を加えフライパンを回してオイルに辛みを加えます。
(唐辛子の色が悪くなるのが気になったり、辛すぎるのが嫌な方はここで1ど唐辛子を取り出してください。)
ペンネをパッケージの時間通り茹でます。
フライパンにトマトソースと塩ひとつまみを加え弱火で温めます。
トマトソースと同量弱のパスタの茹で汁を加え、フライパンを細かくゆすって乳化させます。
バターを加えて茹であがったパスタをソースに和え、EXオイルと茹で汁、塩とパルミジャーノで味と濃度を調えます。
お皿に盛りつけてパルミジャーノと彩りのイタリアンパセリを散らし、仕上げのEXオイルをひとまわしして完成です。
【コメント】
Penne all’arrabbiata を無理やりカタカナ表記すると、“ペンネ アッルァッラッビャータ”みたいな感じになるのですが、
AをはさんでLとRが2つずつ並んでいて舌を上あごにつけたり振動させたり個人的に苦手な発音でした。
僕の中では、Mi dai un’altra birra alla spina piccola per favore.
(ミ ダイ ウナルトラ ビッラ アッラ スピーナ ピッコラ ペルファヴォーレ)
=「生ビール小ジョッキおかわりお願いします。」と双璧を成す難しい発音です。
って、まったくの余談ですね、すいません。(苦笑)
アラビアータのペンネ

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